子ども会のイベントと市子連の活動
春。
いつもなら、それぞれの子ども会では新入生歓迎会を開いているはずなのに、子ども会行事どころか、学校に行くことも出来ない子ども達。
いつもとは違う生活の中で時間だけが過ぎていく日々…。
みんなの我慢と頑張りで、少し明るい兆しが見えてきた頃、それぞれの子ども会の役員さん達は、今年度の子ども会イベントをどうやったら開けるか考えていました。コロナ禍で学校行事も含め、何もかもが中止を余儀なくされる中、「子ども会の行事を楽しみにしている子ども達がいる!!」という思いと、
「そうは言ってもこの状況」との狭間で
悩みに悩んで…
色々な事を調べ感染防止対策に取組み、
保護者の方に自分達の思いや感染防止のルールを伝え、
理解と応援と感謝の気持ちを力にして
数ヶ月遅れのイベントを
開催することができました!!!
集まった子ども達の笑顔に触れ、
楽しく遊ぶ姿を見た時、
役員さんの胸の中には
何があったでしょう…。
大人と大人、子どもと子ども、
そして大人と子どものつながりが
『子ども会』なのです。
夏から秋へとそれぞれのイベントを重ね、10月にはいくつかの子ども会でハロウィンのイベントが行われました。
わかば子ども会では、学校が終わって仮装して16時から開始。グループごとにポイントを回ります。ポイントでは本気で仮装した役員さんや地域の方々がお菓子とクイズを持って子ども達を待っていてくれます。例年参加してくださる地域の方々は今年も気持ちよく参加してくださり、ひと時の交流を皆んなで楽しみました。ハッピーなハロウィンでした。
おおぞら子ども会は今年初めて、皆んな揃ってのイベントだったので自己紹介から始めて○Xクイズ、カボチャの帽子作りにビンゴ大会を行いました。
小学生19名の他に5名の未就学児も仮装して参加してくれました。
カボチャの帽子は皆んなとても上手に出来たし、自分の好きな数字を入れてオリジナルなビンゴカードを作って行ったビンゴや、なかなか難しかった¥○Xクイズ…どれもとても楽しくて笑顔溢れるイベントになりました。
雨の為、体育館イベントに切り替えた芹沢東子ども会は、写真撮影コーナーも飾り付けして準備万端。8ヶ所回りながらクイズを解き、お菓子と文字を集めていきます。全部の文字が揃うと現れる言葉は…。
謎解きが終わると、大縄跳びに新聞紙で作る玉入れ、ビーチボール5個でのドッヂボールと元気に体を動かして遊びました。
上級生が自発的に準備を手伝ったり、下級生が楽しめるように気を配ったり、手を貸してあげたりとまさに、子ども会のイベント!と思う時間でした。
それぞれに感性防止対策をしながら創意工夫して、楽しい時間をみんなで過ごした様子が伝わったでしょうか?
こんな子ども会の集まりが
座間市子ども会育成会連絡協議会、
略して、座間市子連(ざましこれん)になります。
座間市から委託された行事を行いながら、市子連独自で大人数ならではのイベントなども開催しています。
夏のキャンプや秋の子ども会祭などがメインとなる行事ですが、今年度はコロナ禍で行事を休止したのでLINEで読める広報誌発行に取組みました。地域の子ども会の様子や市子連が取り組んできた様々なイベント、ジュニアリーダーズクラブという中高生のボランティア達の活動の紹介などを中心にお知らせしています。
『市子連通信 あそび虫・WaiWai』
地域で子ども達の生きる力を育む
市子連が目指すのは「地域で子どもを見守り、その成長を育むこと」です。
「今」を一言で言ってしまえば、ずいぶん物騒な世の中ですよね。
市子連としては、こんな世の中だからこそ、地域で協力出来る土台作りが必要なのではないかと考えます。
地域の人と関わり、自分の子どものことを知っていてもらうだけでも、子どもを守ることに繋がるかもしれません。多世代と関わることが幅広い学びに繋がるかもしれません。
市子連は子ども会活動を通して、地域の人と触れ合い見守り育む、土台作りのお手伝いをしたいと思います。
また、学生時代には、言われた事を言われた通りに出来れば良い子と言われますが、社会に出た、その時から言われた通り以上の事を考え実行することを要求されるのが現実であり、目上の人を含め誰とでもコミュニケーションをとれるのが当たり前とされます。
更にIT化が躍進的に進む今、これからAIと共存する社会の中で生きていく子ども達に求められるのは
『人間力』
すなわち人として、生きていく力なのではないでしょうか。
自分の頭で考えて、自分で決めて実行していくことが『生きる力』でありそこに仲間との協力や思いやりがプラスされて、その人の『人間力』に
なると思います。
その力は
人と関わっていく中で様々な形で
培われていくものではないでしょうか。
夏のキャンプやジュニアリーダーズクラブの活動なども、この『人間力』の考え方のもとに行っています。
子ども達が育つ、その地域で先生とはまた違う大人と触れ合い、仲間を作り、楽しい時間を過ごしながら様々なことを学んでほしいと思います。
また、今のこの時代に沿った形に市子連も変わろうとしています。
現在、組織を簡略化して役員選出の負担を減らすことや集まる回数を減らすことなどに取り組んでいるところです。
人と人が関われば、そこにはめんどくさいと思う場面はあるかもしれません。
それでも入ってよかったと思える…
そんな存在に慣れたらといいなと日々模索しています。これからの市子連に少しでも興味を持って頂けると嬉しいなと思います。
次回は、市子連や子ども会の年間行事についてお届けします。
子ども会によっては未就学児も会員とするところがあったり、イベント時に未就学児の参加もあったりするので是非、ご覧ください。
最後に
市子連会長・丸尾より皆様へ一言
子育て中のママさん達へ、初めまして!ちゃんと、睡眠がとれていますか?イヤイヤが増える時期、自己主張が強くなる時期、聞き分けのよくなってくる時期と成長していくんですね。人間の脳は3歳までに80%完成すると言われています。幼稚園や保育園などにとどまらず、子ども達自身が一緒に遊べる仲間作りを応援したり、お手伝いできる市子連組織でありたいと思っています。未就学(親子で)も、地域に子ども会がなくても子ども会活動に興味を持たれた方は、是非市子連にメールしてみて下さい。よろしくお願いします。
<お問い合わせ>
市子連PCメールアドレス
zamasikoren@gmail.com
普通は地域の子ども会に入ってることが多いけど、令和3年5月に座間市全域を対象として、住んでる地域に子ども会がない小学生の為の新しい子ども会「にじいろ子ども会」が発足!
楽しみがいっぱいの「子ども会」体験はこちらから!
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*地域に子ども会がある方は「地域の子ども会」へ直接お申し込みください。
これまでの地域の子ども会の活動を見たい方はコチラから
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