子どもたちの成長を地域で見守ってきてくれたママたちが、コラムを書いてくれました!
思っていること、
地域で行なっている多世代交流
楽しい子どもたちの活動の様子などを
更新してくれます。
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今は昔のものがたり。
小学校から帰ると、どこからともなく子どもがパラパラと集まり始め、少ない人数の遊びから、やがて大人数での遊びに発展していく。
家の前の道も団地の庭も公園も全て子ども達の自由な遊び場だった。制約も規則もない、あるのはただ子ども達の中の不文律なルール。小さい子達が入ってきたら、上級生は小さい子に合わせた遊びに変えたり、小さい子達用のルールを作ったりして、みんなで日が暮れるまで駆け回って遊んだ。
いつの頃からか、あまりこんな風に遊ぶ子ども達の話を耳にすることがなくなりました。
時が流れ、時代が変わり、子ども達を取り巻く社会的な環境も考え方も、その流れの中で変わってきたのだと思います。
様々なことが変わっても、いつの時代も親は子どもを大切に思い、子どもはその愛情の中で育ち、自分達の環境の中で学んだり競ったり、子どもなりに考え、悩み、時に傷ついたりしながら少しずつ成長していくことでしょう。
子どもが成長していく中では遊びもまた大切な要素の一つになります。
赤ちゃんはお母さんをはじめ周りの人が遊んでくれる中で、聞く見る食べる、そして言葉を学習していきます。やがて自分で遊ぶことを学び、好奇心のままに色々なことを学習していき、年齢に応じた遊びを開拓していきますよね。
遊ぶって成長に欠かせないものだと思います。
ところで、皆さんは子ども会を知っていますか?子ども会は、この『遊び』を大切に考えています。遊びは好奇心であり興味であり、学びの原点とも言えるでしょう。
地域の子ども会では1年を通して、四季折々のイベントを開催したり、自治会行事に参加したりと、それぞれの地域の特性を活かしながらその子ども会独自の活動をしています。すべての子どもが毎回参加出来る訳ではありませんが、参加した時の子ども達は本当に楽しそうな顔をしています。
では、なぜ子ども会はあるんでしょう?
その必要性は何なのでしょうか?
子ども会というところは遊ぶ場所です。
そこには評価も比較もありません。
単純に皆んなで楽しく遊ぶ、その遊び場が大切なのではないかと思います。
遊びとは興味を持ち、自分でやってみようと思うことです。勉強はやらされたりしますが、遊びをやらされるとは言いませんよね。自分が、遊ぶからです。
自分が行動しないと出来ないのが遊びであり、そこに仲間がいたら楽しさが倍増するのが遊びではないでしょうか。
そして、年齢が違う仲間がいることで思いやりを学ぶこともあるでしょう。
自分が優しくしてもらったから、下の子達にも同じことをしてあげる、そんなことが子ども会の子ども達の心に当たり前に存在しています。
また、子ども達を取り巻く環境面から考えてみると、普通の日常の中に突如として犯罪が現れたりします。皆さんは知ってる子が見かけない人と歩いていたら、様子を伺いながら声を掛けてみたり、気になったりはしませんか?でも、知らない子が知らない人と歩いていても何も気にならないと思います。
また、いつ起こるかわからない災害。
もしかしたら明日から避難所での生活が始まるかもしれません。知らない人との共同生活の中に知っている人がいたら大人でも子どもでも少しホッとしませんか?
自分の子を知っている人がいる、見守っていてくれる人がいる、それだけでも自分の子を守ることに繋がるのではないでしょうか。
全国的に子ども会は減少傾向にあります。子ども達に習い事などの選択肢がたくさんある事や保護者の方の生活様式の変化など理由は多岐にわたることでしょう。
それでも
私達、座間市子ども会育成会連絡協議会は、地域で子どもを見守り育むことを理想として、一人でも多くの子どもが自分の居場所を見つけたり、笑顔になることを願ってこれからも子ども会の発展を目指して活動を続けていきたいと思っています。
座間市子ども会育成会連絡協議会
略して座間市子連は、市内の子ども会が任意で集まっているボランティア団体で、座間市から委託を受けた行事なども行っています。
今年度はコロナ感染防止の為、
市子連の大きな行事は全て中止にしました。
残念…だけど、こんな中でも出来ることはないかと考え、7月からLINEで読める広報誌を会員さんに向けて発行することにしました。
『座間市子連通信 あそび虫 Waiwai』
市子連のあそび虫・わいわいが色々なことを探しに行き、お伝えする広報誌です。
創刊号はこんな感じでした。
次回は市子連の活動について、広報誌からの抜粋も交えながら紹介します。
子ども会に興味を持たれた方、広報誌を読んでみたいなと思った方、ご意見ご感想も含め気になることがあれば、是非ご連絡下さい。
【お問い合わせ】
市子連PC メールアドレス
zamasikoren@gmail.com
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